Erased Tapes
Home Safe / Crayon
Home Safe / Crayon
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Crayonによる「Home Safe」LP(2025)です。
パリの音楽シーンにおける中心的存在であり、JosmanやDinos、Prince Walyといったフランスのラッパーたちから信頼を寄せられるプロデューサーでもあるCrayon。本作では、ジャンルに縛られない、極めてパーソナルで共同体的なソロプロジェクトとして、表舞台に立ちます。
『Home Safeは、パリ郊外の小さな家で育った頃、自分を支えてくれていた音楽との再会なんです』とCrayonは語ります。「暖炉の火の匂いと、義父のフォークレコードが流れていたあの空間を思い出すような。」そのノスタルジーは、アルバム全体の温もりあるサウンドにも表れています。「静かな音楽が必要だったんです」と彼は付け加えます。
アルバムの核にあるのは、Crayonが参加アーティストたちに投げかけた問いです。「あなたにとって“家”とは何か?」その答えは、anaiis、Rhye、ELIZA、Yamê、Arthur Teboul(Feu! Chatterton)、JPL(Tora)、そして画家からシンガーへと転じたLossapardoなど、多彩な声によって表現されています。
「もともと僕は、聴こえているものを描くところから表現を始めました。それでCrayonという名前なんです」と彼は説明します。「音楽を書くようになってからは、音で絵を描くようになりました。音のパレットを作って、質感を組み合わせていくんです。布や形を組み合わせるみたいに。」その感覚は今も制作の核にあります。「形を“聴く”こともできるし、“味わう”こともできる。すべてがつながっているように感じます。」
紙粘土で作られたというマスクはアヴァンギャルドでいて、不安定な夢のよう。しかし内包された音楽はR&B、ソウル、オルタナの要素を併せ持ち、リスナーを確実に満足させてくれるアルバムです。(Ammel)
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