商品情報にスキップ
1 2

Soave

Goodbye Monsters / Roberto Musci

Goodbye Monsters / Roberto Musci

通常価格 ¥4,900 JPY
通常価格 セール価格 ¥4,900 JPY
セール SOLD OUT
税込

 Roberto Musciによる「Goodbye Monsters」LP(2025)です。

ロベルト・ムッシ(Roberto Musci)は1956年にミラノで生まれ、ギター、音楽、電子楽器を学びました。1974年から1985年にかけて世界各地を旅し、アフリカ、インド、アラブ、東洋の音楽を研究しながらフィールド録音を行い、各地の民族楽器を収集しました。

最新アルバムについて

本作では、旅、民族、多神教的な神秘主義といったテーマが核となっています。

「The Principle Of Things」 は、ヒンドゥー教の僧院(アシュラム)で過ごした時間や、マントラの聴取、仏教哲学の研究からインスピレーションを得ています。

「Derviches On Mars」 は、人類が月や火星に移住した際に、スーフィズム(イスラム神秘主義)が新世界の探求に寄り添うという想像に基づいています。

「Goodbye Monsters」 は調和と平和を求める楽曲。

「Memories Of A Piano Player」 は、ムッシが共演したピアニスト、キース・ティペット(King Crimson, Centipede, Mujician)へのオマージュ。

「Quantum State」 は、量子力学の考え方が現実の捉え方に革命をもたらし、無限の並行世界が存在するというテーマを描いています。

「Panthalassa」 は、古代超大陸パンゲアを囲んでいた大洋の名に由来し、南米のマリンバ音楽と中国伝統音楽を融合させています。

「Burn The Shadows」 は、インドネシアのワヤン・クリット(影絵芝居)にインスパイアされ、影のような記憶を焼き払い、前へ進むことの象徴とされています。

「Torajan Funeral Chant」 は、インドネシア・スラウェシ島のトラジャ族の死者崇拝をテーマにしています。彼らの葬儀は数日間続く祭典であり、遺体は「タウタウ」という小さな人形によって守られ、時には墓から取り出され、しばらく家族と共に過ごすこともあります。

「A.I. In Confusion」 では、相反する入力を組み合わせたAIが、混乱しながらも新たな視点を生み出す様子を音楽化。

「Pangea」 は、大陸がひとつだった時代の理想を描き、国境や宗教、民族による分断がない世界を想像するとともに、ミニマル・ミュージックの巨匠スティーヴ・ライヒへのトリビュートとなっています。

「Prophecies」 では、アメリカの福音派の宗教歌と聖書の朗読を、南インドの打楽器音楽とグラニュラー・シンセシスで再構築。

 

各トラックの解説にもあるように、民族音楽、電子音楽、実験音楽を自由に横断し、音楽の境界線を取り払うかなりコンセプチャルなアルバムです。聴いていると、現実の延長線上にありながらもどこか違う世界に誘ってくれます(Ammel)。

詳細を表示する