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Actes Sud

CATALOGUE RAISONNÉ OF THE UNFINISH / Sophie Calle

CATALOGUE RAISONNÉ OF THE UNFINISH / Sophie Calle

通常価格 ¥8,800 JPY
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Sophie Calleによる「Catalogue Raisonne of the unfinished」(2026)です。

フランス人コンセプチュアルアーティスト、ソフィ・カル(Sophie Calle)の作品集です。未完、放棄、あるいは「失敗」とされた作品を集めた、洗練されたコンペンディウム。

私は完成されたものを恐れている。死は最終的なものだ。銃声もまた最終的だ。ほとんど完成された状態こそが生なのだ」とパブロ・ピカソは語った。それに対し作者はこう応じる。「しかし、すべてが止まってしまったとき、停滞し、箱や棺の中で時を待つアイデアはどうなるのでしょうか。消えてしまう前に、スケッチや試み、放棄されたものの目録を作り、意図に再び生命を与える必要がある。それが、ひとつの終わらせ方なのです。

本書は、2024年にパリの「ピカソ美術館(Musée Picasso)」で開催された展覧会「À toi de fairn, ma mignonne」に続くものであり、作者が「失敗」と捉えている、未完または放棄されたプロジェクトを初めてまとめて提示した機会を反映しています。これらの物語には、それぞれ未完に終わった理由を示す赤いスタンプが押されており、1994年以降繰り返し再刊されてきた著書『True Stories』に対する鏡像的な関係を成しています。

数十年にわたり制作の水面下にあった側面を明らかにする本書には、偶然、出会い、そして何よりも、結果としての未完、試行と失敗を芸術行為の不可欠な要素として捉えるという作者の核心的な発想が通底しています。それは数十年前のピカソの哲学にも呼応するものであります。本書において作者は、自身の芸術的実践の軌跡を総括すると同時に、今後の挑戦をほのめかしているのです。

 

前作The Sleepersも同様に、装丁がかなり凝っているSophie Calleの作品集。未完成、不完全だからこそ美しいと思える感覚。カタログ調なのもより本としての美しさを高めている一冊です(Ammel)

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