秘儀荘
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日本画家 村岡貴美男による初作品集「秘儀荘」(2022)です。
表紙は、ポンペイ・レッドに彩られた四曲一隻屏風《浄夜~鳥の夢~》 (2021年、部分)。
2006~2020年に開催された個展での発表作より116点を収載。屏風、掛け軸、板絵、お面、動物の塑像......多彩な表現形式や素材を駆使し、深い精神性と抽象的な広がりを追求します。
本書において、村岡作品に独特のマチエールや細部の描き込みを印刷で表現するべく、接写の図版を随所に取り入れています。全図を眺め、そこから静かに視点が寄っていく経験を体感できるようになっています。また、作品の質感やサイズ感と呼応するよう、シリーズによって紙と判型に変化があります。観音開きやブック・イン・ブックのページが、村岡の創作性を彷彿とさせ、一冊全体が作品としての立体感を持ち得ています。
イメージの密度と変容に満ち、普遍的な視点から存在を照らし出す「秘儀荘」。村岡貴美男の決定的な集大成といえるでしょう。
Size: H285mm × W210mm
Page:236 pages
Binding:Hardtcover
※新品ですが入荷時のシュリンク包装を剥がしてありますのでご購入の際はご理解のほどお願いいたします。
日本画というと古風奥ゆかしく現代の日本人でもなかなかとっつきにくい印象がありますが、村岡貴美男氏の描く日本画はイコン(聖像画)や人物をモチーフに描く西洋画の性質を持っているので不思議と親しみを、そして神秘さを感じさせます。作品のシリーズによって紙やレイアウトが変わるので、ただの作品集とはひと味違う仕上がりになっています(Ammel)